2014年4月7日月曜日

iOSアプリを公開せず2回審査に通し、3回目で公開したい場合の申請フロー

仕事だといろいろ紆余曲折する事もあり、App Store公開までに以下のリリース手順を踏まざるを得ない状況になることが稀にあるかと思います。今回はその手順の説明を行います。
  • v1.0.0:未公開
  • v1.0.1:未公開
  • v1.0.2:初公開

未公開で申請する訳

iOSアプリを開発する際に一番気にするポイント「このアプリはAppleの審査に通るか」を確かめるには、まず AppStore Review Guidelines の内容を確認します。それでも不安な場合、審査に通るか心配な機能を実装して、公開日を未来日付(Rights and Pricing の Availability Date)にしてAppleに審査して貰います。

追加の未申請を行う(v1.0.1)

「このアプリはAppleの審査に通るか」を v1.0.0 で確認し、さらに追加で v1.0.1 で行う場合、iTunes Connectの「Add Version」ボタンを押下して手続きをすれば行えます。ただし、これを行うとステータスが以下のようになります。※v1.0.1申請時に release automatically 設定しなかった場合

  • v1.0.0 [Ready for Sale]
  • v1.0.1 [Pending Developer Release]

この状態では v1.0.0 が邪魔で、公開用の v1.0.2 をどうすればよいのか分かり難い状態となります。

公開する為の申請を行う(v1.0.2)

iTunes Connect のアプリページ v1.0.1 の詳細を表示すると、右上に「Release This Version」ボタンが表示されています。こちらを押下すると以下のようにステータスが変わります。

  • v1.0.0 [Rejected]
  • v1.0.1 [Ready for Sale]

少し時間を開けて確認すると、v1.0.0 が iTunes Connect上から消え、「Add Version」ボタンが追加されます。
追加されたボタンから v1.0.2 申請手続きを行います。審査通過後、公開日を未来日付(Rights and Pricing の Availability Date)にしているのを公開したい日付に変更する事で、数時間後にApp Storeから閲覧可能になります。

まとめ

公開日を未来に設定している限り公開される事は無いので、v1.0.1 を申請する時は release automatically にした方がややこしくなくて良いです。

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