それほど目新しい内容ではありませんが、昔からiOS開発に携わっている方ほど無駄なコードを書くのに慣れてしまっているかと思いますので、比較的よく使うもののみまとめてみました。
NSString
→@"hoge"
NSStringについては昔からこれですね。UTF-16。
余談ですが、NSStringにもstringByAppendStringという連結メソッドがありますが、これは元のインスタンスを一度破棄し、新たにメモリを確保するため、連発するとパフォーマンスが劣化します。
文字連結を行う際は必ずMutableで行いましょう。
NSNumber
→@(1)
ついつい、[NSNumber numberWithInt:1]とか書いてしまいますが、intもfloatもこの記法でNumber化できます。
NSArray
→@[@"a",@"b"@"c"]
ARCのない時代を過ごしてきた人は[NSArray array]だけでautorelease書かなくていいんだ!なんて素敵!なんて思った時代もあったかもしれませんが、今や@[]だけでOKです。
NSDictionary
→@{@"key" : @"value", @"key2" : @"value2"}
こちらもArrayと同じような記法ですね。
余談ですが、NSMutableDictionaryの値のセットメソッドとして、setObject:forKeyとsetValue:forKeyがありますが、後者の方はnilを受け付けてくれます。
というか、受け付けてkeyごと消してしまいます。
前者の方はnilが設定されるとクラッシュするので、ケースバイケースで使い分けるといいですね。
他にも@propertyの@synthesizeが省略可能になったりとか、コンパイラが進化するごとにコーディングの記法も2、3年前と比べて大きく変わりました。
たまにしか使用しないコードはともかく、頻繁に使用するような上記のクラスに関する記法は新しくなるたびに習熟していく方が、手間はかかっても結果的にコストダウンに繋がると思います。
というわけで新しい記法が出たら積極的に覚えて慣れていきましょう!
今回は以上ですー。
2014年1月24日金曜日
iOSアプリ向けライブラリの探し方
2014年1月9日木曜日
2014年1月8日水曜日
iOSアプリの多言語対応サポートアプリ「Linguan」の使い方
多言語対応する際、Xcode上で行うのは凄く大変&翻訳漏れをしてしまいがちです。そんな時にApp Storeで公開されているMac OS X向けアプリ「Linguan」を使うと楽に行えます。
Linguan
カテゴリ: 開発ツール, ユーティリティ
Linguan
カテゴリ: 開発ツール, ユーティリティ
登録:
投稿 (Atom)